CASE STUDYケーススタディ

地域の願いを叶えた土地活用。<br>郵便局とコンビニで人の賑わいが増えた。

地域の願いを叶えた土地活用。
郵便局とコンビニで人の賑わいが増えた。

時代の流れで借り手がいなくなった倉庫
元々ローソンがある場所は貸し倉庫でした。貸し倉庫としては小さく、引越屋の中継所などにも使用していたが、時代の流れで借り手がいなくなった時に、地主さんから「借りて欲しい」と相談があり、話の中で建物をそのまま使っては借りれない、更地にして頂ければ借りると話が合い事業用借地権で30年借り、30年後は更地にして返す約束で話が進みました。

日常生活の中に溶け込むコンビニ

地主さんはイメージは展示場を建てて欲しいと思って話したと思うが、時代の流れで現物サンプルが入らない時代になってきてきていると感じ展示場ではなく、人が集まる場所にしたいと考え、町内会長や近所の人に何が欲しいか聞いてニーズを調べました。皆が「コンビニが欲しい」と声を揃えた。そこで大手コンビニ3社に声をかけた中で、考えているアイデア。例えば、女性でも寄りやすい安心して停められる大きな駐車場。店舗横に裏のお客様が寄りやすい様に通路を作ることなど店舗の規模が小さくなったが生活の中に溶け込む様にしたいと考えたアイデアを快く話をを進められたのがローソンでした。今では日常生活の中に溶け込むコンビニとして町の方に受けれられたのではないでしょうか

三和住建事務所だった場所を郵便局へ

三和住建事務所は昭和38年の建物でアスベストを使用していた建物でした。初期の初期ですが環境を大事にしたいと考えている会社だったのと、事務所がお金を生まない、現場がお金を生むとの考えがあったので、横のマンションの一部を事務所として移転し、しばらく更地にしなどうしようかと思案している間に、忠生郵便局から貸してくれないかと話しがきました。忠生郵便局は元々、町田街道沿いにあったのですが、拡幅事業で図師に移転し、馬駆に古い家を改装して営業していたが、建物が傾き始めていて移転を考えている中、お話をいただきました。

奉仕の気持ちも持って地域貢献
地域の安全と賑わいを

郵便局は賃料が安く、ビジネスとしてはメリットが少ないが社会貢献の意味も含めて貸すことにしました。郵便局自体の建物は普通の郵便局だが、外構や駐車場にアイデアを出しました。例えば、外構も小洒落たデザインにし、近くに通所施設があり杖をついた老人がいるので駐車場の脇にベンチも設置。防犯カメラも各所に設置し地域の安全性も高めました。
電通から連絡があり、郵便局のCMに使用したいと連絡があった時はアイデアや社会貢献の気持ちが認められたと感じ嬉しかったのを覚えています。郵便局の利用者は当初の計画より5割増の利用者が来ています。昔はこの辺人が歩いていなかったが最近は賑わいが出てきたと感じます。奉仕の気持ちも持って大きな意味でも地域貢献することがこれからのカタチと考えます。未来的に近くにお店などができ、賑わいがどんどん広がればと考えます。